May 21, 2020
モンテカルロSBMビアモンティCEO、「統合型リゾートの再開準備はできている」
フランスとイタリアの国境地域、地中海に面したコートダジュールに位置するモナコは、ヨーロッパで新型コロナウイルスが猛威を振るったミラノから約200kmの場所にあり、モナコの観光産業は大きな影響を受けました。モンテカルロ・ソシエテ・デ・バン・ドゥ・メール(モンテカルロSBM)もその例外ではないのですが、モナコは近隣諸国に比べて影響は小さく、ジャン=リュック・ビアモンティ最高経営責任者(CEO)はビデオメッセージのなかで、リゾートの再開時期、再開に向けた衛生対策について次のように語っています。
「モンテカルロSBMはいま6月上旬からの屋外テラスなど一部のオープンエア施設から再開の準備を進めており、モンテカルロSBMを象徴するカフェ・ドゥ・パリ、プラス・ドゥ・カジノ、オテル・ドゥ・パリが最初に再開し、その後、段階的な全施設の再開を目指しています。私たちが最も重視しているのはゲストとスタッフの健康であり、政府の規制を遵守しつつ、最大限の対策を導入するつもりです。」
主な感染症対策として、ソーシャルディスタンス確保のため、4平方メートルあたり最大1人、行列やエレベーターでは最小1.5メートルの距離を確保しています。施設入口では入場制限を行い、ゲストやスタッフへの検温を実施しています。清掃・消毒・マスク着用を徹底し、ハンドジェルも適宜配置。スタッフに対しては研修を行い、衛生管理に関する意識を高めています。さらに、ホテルやエンターテインメント施設では、さらに詳細なプロトコルを定めています。
ギャラクシー・エンターテインメント・グループとモンテカルロSBMは、今後も新型コロナウイルスの封じ込めに向けて徹底した対策を継続し、世界のIR産業をリードしてまいります。