2020年2月 GALAXY JOURNAL 目次:
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ハイライト
GEG、新型コロナウイルス対策への支援と取り組みについて
ギャラクシー・エンターテインメント・グループは2月2日、GEG財団を通じて新型コロナウイルス感染被害に苦しむ中国・湖北省の方々をサポートするため、2千万マカオ・パカタ(約2億7千万円)の義援金を拠出いたしました。同時にGEG財団は、マカオ政府によるコロナウイルス予防計画に対し、500万パカタ(約7,000万)の支援を行いました。
GEG財団による湖北省への2千万パカタの義援金は、緊急の医療用品・医療機器の購入支援を目的としています。GEGは地域に根ざした企業として、地域社会で行われている感染予防や救援活動に対し、サポートを惜しむことはありません。すべての患者とそのご家族が一刻も早く平穏な日常を取り戻すことを心から願い、感染の影響で傷付いた方々に寄り添う覚悟です。
また、マカオ政府への500万パカタの義援金は、新型コロナウイルスへの感染予防を目的としています。GEG財団は地域の様々な団体との連携し、子ども・学生・高齢者を含む地域住民に適切な予防措置が行きわたることを目指し、手厚いサポートを行います。この目的のためGEGは既にタスクフォースを結成しており、予防措置の実施の加速のため関係者と緊密な連携体制を確立しました。またGEGは既に、マカオ女性総連および障がい者支援を実施しているフーフォン協会に対して消毒マスクや衛生用品などの必要備品を寄付し、両団体がそれらを一般に配布するためのサポートを行ってきました。
そして、11日からは、支援を拡大し、地元の学校や育児サービスを支援するために、幼児・児童を対象とした補助金制度を発表しました。この制度は30を超える地元の小学校や幼稚園に必要な感染予防を実行するために、一時的に補助金を提供するものです。
今後は新型コロナウイルスの変異も視野に、GEGはスタッフの感染防止のプロトコルを定め、サージカルマスクや手指のアルコール消毒剤の配布、清掃作業の徹底、バックヤードの消毒などの対策を行っています。さらに、GEGは福利厚生の一環として現在、子どもや家族の世話の必要のあるスタッフの緊急休暇および追加の有給休暇の取得を認める特別措置を実施しています。GEGはWHOや関係機関のガイドラインを遵守し、地域住民や関係機関と協力しながら、新型コロナウイルスを封じ込めるため、全力を尽くしてまいります。
施設紹介
モナコ「ワンモンテカルロ・カンファレンスセンター」のご紹介
“コートダジュールの真珠”と呼ばれ、地中海随一の統合型リゾート(IR)で名高いモナコ・モンテカルロ。いま、モナコに新しい風が吹いています。
モンテカルロSBMは2019年6月、新たなMICE施設「ワンモンテカルロ・カンファレンスセンター」をオープンしました。パリのオペラ座を手掛けたシャルル・ガルニエの手による「モンテカルロ・オペラハウス」、伝説的ホテル「オテル・ド・パリ」、両者を臨む最高の景観を誇る「カフェ・ド・パリ」。カンファレンスセンターは、これらが集まるモナコの一等地”ワン・モンテカルロ地区”の一角にあります。
カンファレンスセンターは独立した建物で、オテル・ド・パリ、5つ星「ホテル・エルミタージュ」と隣接し、アクセスも極めて良好。この地にはかつて「パレ・デ・ポザール」(1892年-1928年)、「スポルティング・ディベール」(1930年-2014年)の二つのMICE施設が存在し、カンファレンスセンターは両者の130年の伝統を受け継いでいます。
「ワンモンテカルロ・カンファレンスセンター」はパリのポンピドゥー国立芸術センター、ロンドンのミレニアムドームなどを手掛け、現代都市計画の専門家としても世界的に有名な建築家リチャード・ロジャース卿によるプロジェクトで、周囲の庭園や歴史的建築物との調和が重視された設計。総面積は1,445平方メートル。300名を収容できるアールデコ様式の会議室をはじめ、9つのスペースがあり、地中海を臨む最高の場所で、展示会・コンベンション・製品発表会・セミナー・カクテルパーティーなどのイベントを開催することが可能です。
ギャラクシー・エンターテインメント・グループはモンテカルロSBMと戦略的パートナーシップを提携しており、同社と共に日本のIR開発をリードしてまいります。
イベント
「横浜統合型リゾート産業展」でGEGとモンテカルロSBM、日本の伝統工芸作家がコラボ
ギャラクシー・エンターテインメント・グループは1月29日(水)と30日(木)の2日間、パシフィコ横浜で開催された「第一回横浜統合型リゾート産業展」に出展しました。関東圏での産業展は今回が初めての開催で、2日間で約1万人の方々が来場しました。
GEGは今回、ブース展示にあたって「ワールドクラス・日本のおもてなし」をコンセプトにしました。GEGは地元コミュニティとの結びつきを重視しており、今回のブース展示の華として、日本の伝統工芸作家とのコラボレーションを行いました。藤沢市在住の作家・ノグチミエコ氏のガラスアート、伝統的和建具を扱う阿部興業の組子や格子、京都・日吉屋の和傘やランタンが随所にあしらわれ、彩りを添えました、また、ブースに立ち寄った方々に、150年の歴史を数える山政小山園の温かい宇治茶がふるまわれ、GEGのスタッフが訪問者ひとりひとりに説明を行いました。
セミナー会場では、テッド・チャン日本地区最高責任者(COO)、岡部智総支配人、さらにパートナー企業であるモナコ・モンテカルロSBMからマネージング・ディレクターのジャン=ルイ・マシュレル氏がそれぞれ講演を行いました。
テッド・チャンCOOは冒頭の挨拶で「本日、皆さんにギャラクシー・エンターテインメント・グループとモンテカルロSBM、そして日本のアーティストの皆さんとのコラボレーションを披露できたことをとても誇りに思います。我々はさらに多くの日本の皆さんと共同で、皆さんが誇る日本の魅力を世界に発信するIRを作り上げていきます」と語りました。
岡部総支配人がGEGの強みとして、健全な財務体質、地域社会との連携、幅広いパートナーシップの3点を挙げました。特に財務体質ではGGRが世界第1位の6,762億円に達し、マカオ第2位の企業を大きく引き離し、ラスベガス・ストリップ合計の93%に達することなどを説明しました。
モンテカルロSBMのマシュレル マネージング・ディレクターは、GEGとのパートナーシップについて次のように述べました。「2015年、我々が数ある世界企業の中でGEGとの戦略的パートナーシップを決めたのは、財務的に比類ない成功を収めているのみならず、当社の伝統的施設に匹敵するデスティネーションリゾートと評価したことが理由でした。GEGと共同で、日本に世界唯一のものを創っていきます」