2019年11月 GALAXY JOURNAL 目次:
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アワード
GEGルイ副会長が「アジア・ゲーミング産業で最も影響力のある人物」として表彰
11月1日、業界紙「インサイド・アジアン・ゲーミング」(IAG)が「アジアン・ゲーミング・パワー50」(アジアのゲーミング産業で最も影響力のある50人)の2019年版のリストを発表し、ギャラクシー・エンターテイメント・グループのフランシス・ルイ副会長が第1位に輝き「アジアのゲーミング産業で最も影響力のある人物」として表彰されました。また同時に今回、GEGのケビン・ケリー最高執行責任者(COO)も50人の一人としてリストに名を連ねました。
「アジアン・ゲーミング・パワー50」は、ゲーミング業界紙であるIAGが毎年発表し、2008年にスタート以来今回で12回を数え、アジアのIR産業における影響力ランキングの決定版とされているもの。IAGの独自のパワースコア・ランキングシステムに基づいており、競争の激しいアジア市場を反映して毎年メンバーの入れ替わりが激しく、ルイ副会長を含め歴代ランキング1位を獲得してきた人物はたった4名しかいません。ルイ副会長の首位獲得は2012年以来7年ぶり、3回目の受賞になります。
ルイ副会長はギャラクシー・マカオのJWマリオット・ホテル・マカオで開催された受賞パーティーで次のように話しています。「『アジアン・ゲーミング・パワー50』で表彰されたことを光栄に思います。私たちは『イノベーション』『ワールドクラス』『アジアのおもてなし』を哲学に、マカオで大規模なIRを開発・運営してきました。今年はケリーCOOとともにノミネートされましたが、私たちの受賞はパートナーの皆さん、お客様、GEGのメンバーのおかげです。GEGは今後も産業や地域社会へ貢献していきます。」
ファイナンス
GEG、2019年第3四半期監査前主要財務データを発表
ギャラクシー・エンターテインメント・グループは、2019年9月30日までの3か月間の監査前主要財務データを発表しました(金額は特に明記がない限りすべて香港ドル建て)。2019年第3四半期業績のハイライトは以下の通りで、順調な業績を計上し、株主、投資家への還元に貢献することができました。
GEG:マスは堅調、VIPは低迷、ノンゲーミング部門のレベニューは過去最高記録に迫る数字を達成
- 第3四半期のグループの純売上高は127億香港ドル(前年同期比2%減、前四半期比4%減)
- 第3四半期のグループの調整後EBITDAは41億香港ドル(前年同期比6%増、前四半期比5%減)
- プラス要因により第3四半期の調整後EBITAは約1億8,400万香港ドルの増加、平準化調整後EBITAは39億香港ドル(前年同期比7%減、前四半期比1%減)
- 直近12か月間の調整後EBITDAは168億香港ドル(前年同期比1%増、前四半期比1%増
バランスシート:健全で流動性のあるバランスシート
- 2019年9月30日時点での現金および流動性のある投資は492億香港ドル、ネットキャッシュは472億香港ドル
- 2019年9月30日時点での負債は20億香港ドル(主に現在の財務収益管理戦略を反映)
- 発表済みの1株あたり0.46香港ドルの特別配当を2019年10月25日に実施
GEG会長ルイ・チェ・ウー博士によるステートメント
「ギャラクシー・エンターテインメント・グループの2019年第3四半期の業績をご報告できることを嬉しく思います。市場の状況やお客様の心理的な変化に照らせば、全体的に見てグループは十分な業績を達成しました。 さらに、日本市場への進出については、日本開発チームのさらなる強化およびリソースを確立し、統合型リゾートの選考プロセスに向けて準備を行っています。『世界レベルで、アジアのおもてなしを』というサービス哲学のもと、グループの成功に貢献している、当社のスタッフ全員に感謝の意を表したいと思います。」
施設紹介
ギャラクシー・リゾーツに7つ目のホテル「アンダーズ マカオ」が2021年にオープン
ハイアットグループが手掛けるライフスタイルホテル「アンダーズ マカオ」が、ギャラクシー・リゾーツにオープンします。この「アンダーズ マカオ」は、先日発表されたギャラクシー・マカオ第三期事業の一部として、2021年上期のオープンを予定しています。
計4万平米ものスペースを誇るMICE施設「ギャラクシー・インターナショナル・コンベンション・センター(GICC)」や、ワールドツアーコンサートや超大型スポーツイベントなどを開催することが可能な16,000席のギャラクシー・アリーナなどと併せて展開されます。GICCは、最大7,000人を収容できる1万平方メートルの柱のないスペースなど大規模なカンファレンスルームがあり、その上階に700以上の客室やスイートルームを備えた高級ラグジュアリーホテル「アンダーズ マカオ」が展開され、会議場と宿泊が一体となった施設となることが、ギャラクシーの強みだと考えています。
「アンダーズ」とはヒンディ語で「パーソナルスタイル」を意味し、コンセプトは「バリアがない」「シンプルかつ洗練」、そして「まるで自宅にいるかのようにくつろげる」こと。700を超える客室やスイートルームの窓からはパノラマ眺望が180度広がり、インテリアは地域文化をモチーフに自然の素材を使用しています。大規模なイベントのグループ客にも対応できる広いチェックインラウンジ、バーやレストラン、最新のフィットネスセンター、屋内プールなどの施設も充実し、ゲスト一人一人のスタイルに合わせリラックスできる上質な時間を提供します。
ギャラクシー・リゾーツではこれまで、「ザ・リッツカールトン・マカオ」「バンヤンツリー・マカオ」「JWマリオットホテル・マカオ」「ホテルオークラ・マカオ」「ギャラクシー・ホテル」「ブロードウェイ・ホテル」の6つのホテルがオープンしており、「アンダーズ マカオ」が加わることで7つのラグジュアリーホテルが並ぶことになります。アンダーズブランドのホテルがIRに入ることも世界初です。
イベント
GEGが支援するNGOが世界のファーストレディーによる海洋環境フォーラムを開催
ギャラクシー・エンターテインメント・グループは、グローバルな海洋環境保護活動を展開している「セイラーズフォーザシー(Sailors for the Sea)」を支援しています。この度「セイラーズフォーザシー」の呼びかけで、世界各国で影響力のある女性リーダーが集い、海洋環境保護について考える「Leading Women for the Ocean」(リーディング・ウィメン・フォー・ジ・オーシャン・LWFO)が設立され、11月6日に創立フォーラムが横浜で開催されました。LWFOには元欧州委員会(EU)委員で環境NGO「ザ・ネイチャー・コンサーバンシー(TNC)」国際海洋担当理事のマリア・ダマナキ氏の二名が発起人として名を連ねています。
横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)の中山こずゑ代表取締役社長、海洋自然保護団体「オシアナ」のスーザン・ロックフェラー理事、パラオ共和国大統領夫人のデビー・レメンゲサウ氏らが登壇し、熱心に議論を交わしました。
会議では今後1年間に渡り、2020年3月に東京とモナコを皮切りに世界各国でフォーラムを開催することが発表され、次回開催国としてパトリック・メドゥサン駐日モナコ公国大使も参加しました。モナコにはGEGのパートナーであるモンテカルロSBMがあり、この活動に賛同しています。
ギャラクシー・エンターテイメント・グループは企業による社会貢献活動を重視し、サスティナビリティや環境問題に取り組んできました。今後も「Leading Women for the Ocean」などへの支援を通じ、国内外の女性リーダーと共同して日本でも活動を展開していきます。