欧州IRの名門、モナコのモンテカルロSBM紹介
フランスとイタリアの国境沿いに位置するモナコ公国は、地中海の人気のバカンス地、「コートダジュール」でも屈指の高級マリンリゾートです。マリーナにはヨットのほか大型の国際クルーズ船が停泊し、ニース国際空港からヘリで7分。陸の玄関口であるモナコ・モンテカルロ駅にはフランス高速鉄道TGVも停車し、F1モナコグランプリの開催地としても知られています。モナコはヨーロッパ随一の統合型リゾート(IR)として成功を収めています。
ヨーロッパのIRは、地中海沿岸の海水浴場や古くからの温泉地などのリゾート地に立地することを特徴としています。ルネッサンス期以降、ヨーロッパの貴族はバカンスにIRを訪問し、お酒や料理を味わい、音楽や美術品に触れ、ゲームやダンス、友人との会話を楽しみました。これが本場ヨーロッパのIRです。モナコではさらに、マリンスポーツやスパなどの魅力が加わります。
モナコの市街地を歩き、ひと際目を引く建物といえば「モンテカルロ歌劇場」。1878年、パリのオペラ座を手掛けた建築家シャルル・ガルニエによる建物の外観はベル・エポック調で、さながら宮殿のような佇まい。中へ足を踏み入れると、天井のステンドグラスとフレスコ画が広がり、オニキスの柱にも彫刻が施され、その荘厳な雰囲気に圧倒されることでしょう。
歌劇場の正門前には庭園が広がり、右が5つ星ホテル「オテル・ド・パリ」、左が広場を見渡す「カフェ・ド・パリ」。モナコの中心軸を形成するこれらの建物は「モンテカルロSBM」が開発・運営してきました。同社は現在もモナコの4つのゲーミング施設、代表的な4つのホテルと32のレストラン、タラソテラピーセンター、ディスコなどの施設を一体的に管理しており、モナコは一つのエリアとして世界初の統合型リゾートを形成していると言えます。
ギャラクシー・エンターテインメント・グループはモンテカルロSBMと戦略的パートナーシップを提携しており、同社と共に日本のIR開発をリードしていきます。