ギャラクシー・エンターテインメント・グループ2018年第3四半期監査前主要財務データ
【2018年10月29日】 – ギャラクシー・エンターテインメント・グループ(略称:GEG、香港証券取引所証券コード:27)は、本日、2018年9月30日までの3か月の監査前主要財務データを発表しました。(金額は特に明記がない限りすべて香港ドル建て)
2018年第3四半期決算のハイライト
GEG:マイナス要因にもかかわらず、マスゲーミング、VIPおよび運営力に牽引され、確固たる業績を達成
- 第3四半期のグループの純売上高*は130億香港ドル(前年同期比6%増、前四半期比7%減))
- 第3四半期のグループの調整後EBITDAは39億香港ドル(前年同期比10%増、前四半期比10%減)
- マイナス要因により第3四半期の調整後EBITDAは約3億3200万香港ドル減少
第3四半期の平準化調整後EBITDAは42億香港ドル(前年同期比16%増、前四半期比6%減 - 直近12か月の調整後EBITDAは167億香港ドル(前年同期比29%増、前四半期比2%増)
ギャラクシー・マカオ:マイナス要因にもかかわらず、継続して堅実な業績を達成
- 第3四半期の純売上高*は93億香港ドル(前年同期比7%増、前四半期比6%減)
- 第3四半期の調整後EBITDAは30億香港ドル(前年同期比9%増、前四半期比8%減)
- マイナス要因により第3四半期の調整後EBITDAは約3億2300万香港ドル減少
第3四半期の平準化調整後EBITDAは33億香港ドル(前年同期比14%増、前四半期比2%減) - 第3四半期の5つのホテルの客室稼働率は実質100%
スターワールド・マカオ:マスゲーミングに牽引され、継続して安定した業績を維持
- 第3四半期の純売上高*は29億香港ドル(前年同期比7%増、前四半期比5%減)
- 第3四半期の調整後EBITDAは9億2700万香港ドル(前年同期比16%増、前四半期比6%減)
- マイナス要因により第3四半期の調整後EBITDAは約500万香港ドル減少
第3四半期の平準化調整後EBITDAは9億3200万香港ドル(前年同期比24%増、前四半期比6%減) - 第3四半期のホテルの客室稼働率は実質100%
ブロードウェイ・マカオ:ユニークな家族向けリゾート。マカオの中小企業から強力な協力関係
- 第3四半期の純売上高*は1億4500万香港ドル(前年同期比38%増、前四半期比11%増)
- 第3四半期の調整後EBITDAは900万香港ドル(2017年第3四半期はマイナス400万香港ドル、2018年第2四半期は200万香港ドル)
- マイナス要因により第3四半期の調整後EBITDAは約400万香港ドル減少
第3四半期の平準化調整後EBITDAは1300万香港ドル(2017年第3四半期はマイナス400万香港ドル、2018年第2四半期は400万香港ドル) - 第3四半期のホテルの客室稼働率は96%
バランスシート:健全なバランスシート
- 現金および流動性のある投資は433億香港ドル、ネットキャッシュは2018年9月30日時点で347億香港ドル
- 2018年9月30日時点での負債は86億香港ドル(主に現在の収益管理戦略を反映)
- 発表済みの1株あたり0.50香港ドルの特別配当を2018年10月26日に実施
開発に関する最新情報:開発機会を引き続き探索中
- コタイ地区のギャラクシー・マカオの第3および第4フェーズの開発は、ノンゲーミング事業のMICEやエンターテインメント、家族向け施設を中心に、一部ゲーミングも含めて進行中
- 横琴島 – マカオの旗艦エンターテインメントリゾートあるギャラクシー・マカオを補完する形で、建物の配置にゆとりを持たせた統合型リゾート開発に向けて計画が進行中
- 国際事業の展開 – 日本を含む海外市場で機会を引き続き探索
GEG会長ルイ・チェ・ウー博士は次のように述べています。
「GEGが2018年9月30日までの3か月間に、好業績を収めることができたことをご報告できて喜ばしく思います。詳細をご説明する前に、先月、マカオを襲った超大型の台風22号について少し触れさせていただきます。
2018年9月16日、マカオは台風22号を経験しました。この台風は、昨年8月の台風13号と同規模の勢力と言われていました。しかし、マカオ政府およびGEGスタッフを含めた地域社会による事前対策によって、シグナル10(シグナルは台風警報を意味し、数字は警戒レベル)が発令された台風22号は、被害、負傷者共にはるかに少なくてすみました。
まず、マカオ政府がこの緊急事態に際してリーダーシップを発揮したことに感謝したいと思います。また、住民保護チーム、より広範な地域社会、当社のスタッフとマカオのゲーミング企業の多大な努力にも感謝しています。かなり早期に警報が発令されたため、台風の来襲への準備を間に合わせることができました。GEGを含むゲーミング企業は台風の来襲前後を通して、政府と緊密に協力し、地域社会の復興を支援しました。強力なリーダーシップ、地域社会の積極的な関与と周到な準備のおかげで、台風22号の影響を前回の台風よりも大幅に減らすことができたのです。
競争が厳しさを増すなかで、GEGは、マカオおよび地域全体で新たな施設を開業し、第3四半期の調整後EBITDAが前年期比10%増の39億香港ドルを記録するなど好業績を達成しました。第3四半期は、ゲーミング事業でのマイナス要因により、EBITDAが約3億香港ドル減少したことを指摘しなくてはいけません。また、7月のワールドカップと9月の台風もマカオにマイナスの影響をもたらしました。
当社は引き続き、ビジネスの全セグメントに積極的に取り組み、特に、リゾートの売上に注力していきます。GEGの定評ある「ワールドクラス、アジアのおもてなし」というサービス哲学および、他に例のないリゾートコンテンツにより、ホテルの客室稼働率は実質100%を記録しました。
GEGの財務基盤は、引き続き健全であり、世界的ゲーミング企業の中で最も強靱なバランスシートを誇ります。強いバランスシートと事業運営が生み出す潤沢なキャッシュフローが、特別配当による株主への還元に加えて事業基盤となる開発、国際事業展開計画を可能にしています。これらの開発計画にはコタイ地区の第3および第4フェーズ、横琴島、日本が含まれます。すでに発表したとおり、2018年10月26日には1株あたり0.50香港ドルの特別配当を実施します。
中国本土では、急速に台頭し、まだ拡大の余地がある中間層があり、そのレジャーおよび旅行に対するニーズが引き続き成長を続けていることから、当社はマカオの長期的展望に自信を持っています。しかし、現在の国際貿易摩擦、金利の上昇および景気の減速が短期的な消費者心理に影響する可能性があることも十分に認識しています。GEGは、世界の観光やレジャーの中心地になるというマカオ政府の構想への支援に注力していく所存です。
私は当社のチームメンバーを非常に誇りに思っており、今期の業績を達成するため、またとりわけ台風に関連して当社の役員チームおよびすべてのスタッフが行った取り組みと努力に、この場を借りて心から感謝の意を表したいと思います。
マカオ市場の概況
マカオの2018年第3四半期のグロスゲーミングレべニューは717億香港ドルでした(前年同期比10%増、前四半期比では横ばい)。前年同期比で9四半期連続での成長を果たしたことになります。この業績は、超大型台風による悪影響があったにもかかわらず達成しました。
当期、マカオへの旅客数は900万人(前年同期比9%増)で、このうち中国本土からの旅客数の伸び率は13%と増加しています。特に、宿泊客は前年同期比で7%増加し、平均滞在日数は0.1日増の2.27日となりました。
GEG決算の状況
2018年第3四半期
第3四半期のグループの純売上高は、130億香港ドル(前年同期比6%増、前四半期比7%減)となりました。調整後EBITDAは39億香港ドル(前年同期比10%増、前四半期比10%減)となりました。ギャラクシー・マカオの調整後EBITDAは30億香港ドル(前年同期比9%増、前四半期比8%減)となりました。スターワールド・マカオの調整後EBITDAは9億2700万香港ドル(前年同期比16%増、前四半期比6%減)となりました。ブロードウェイ・マカオの調整後EBITDAは900万香港ドル(2017年第3四半期はマイナス400万香港ドル、2018年第2四半期は200万香港ドル)となりました。
直近12か月のグループの調整後EBITDAは167億香港ドル(前年同期比29%増、前四半期比2%増)となりました。
GEGの2018年第3四半期はゲーミング事業での不運な要因により、調整後EBITDAが約3億3200万香港ドル減少しました。平準化調整後EBITDAは、42億香港ドル(前年同期比16%増、前四半期比6%減)となりました。
グループ全体のグロスゲーミングレベニューは、2018年第3四半期の会計ベース※1で158億香港ドル(前年同期比6%増、前四半期比8%減)となりました。マステーブルのグロスゲーミングレベニューは66億香港ドル(前年同期比8%増、前四半期比3%減)でした。VIPのグロスゲーミングレベニューは86億香港ドル(前年同期比5%増、前四半期比12%減)でした。電子ゲーミングのグロスゲーミングレベニューは6億香港ドル(前年同期比10%増、前四半期比8%増)でした。
グループ
2017年第3四半期 | 2018年第2四半期 | 2018年第3四半期 | |
---|---|---|---|
全純売上高: | |||
ネットゲーミング | 10,292 | 11,898 | 11,068 |
ノンゲーミング | 1,262 | 1,270 | 1,358 |
建設資材 | 680 | 757 | 569 |
全売上高※2 | 12,234 | 13,925 | 12,995 |
調整後EBITDA | 3,522 | 4,326 | 3,879 |
ゲーミングの実績※3
2017年第3四半期 | 2018年第2四半期 | 2018年第3四半期 | |
---|---|---|---|
売上高: | |||
ローリングチップ売上高 | 235.0 | 289.3 | 264.5 |
ウィンレート | 3.5% | 3.4% | 3.3% |
勝ち金 | 8.2 | 9.8 | 8.6 |
マステーブルドロップ | 14.9 | 16.4 | 16.7 |
ウィンレート | 40.9% | 41.8% | 39.6% |
勝ち金 | 6.1 | 6.8 | 6.6 |
電子ゲーミング売り上げ | 15.6 | 18.2 | 18.2 |
ウィンレート | 3.6% | 3.1% | 3.4% |
勝ち金 | 0.6 | 0.6 | 0.6 |
全GGR 勝ち金 | 14.9 | 17.2 | 15.8 |
バランスシートと特別配当
グループのバランスシートは、引き続き流動性を維持し健全です。2018年9月30日の時点で、現金および流動性のある投資が433億香港ドル、ネットキャッシュは347億香港ドルです。同日時点での負債総額は86億香港ドル(2018年6月30日の時点と同額)でした。負債は資金管理を反映したもので、現金資産への利息収入が借入れコストを上回っています。強いバランスシートと事業運営が生み出す潤沢なキャッシュフローが、配当による株主への還元に加えて事業基盤となる開発、国際事業展開計画を可能にしています。すでに発表したとおり、2018年10月26日には1株あたり0.50香港ドルの特別配当を実施します。
ギャラクシー・マカオ
ギャラクシー・マカオの2018年第3四半期の純売上高は930億香港ドル(前年同期比7%増、前四半期比6%減)となりました。調整後EBITDAは300億香港ドル(前年同期比9%増、前四半期比8%減)でした。調整後EBITDAマージンは香港財務報告基準で32%(2017年第3四半期は31%)となりました。
ゲーミング事業でのマイナス要因により、2018年第3四半期の調整後EBITDAは約3億2300万香港ドルの減少となりました。第3四半期の平準化調整後EBITDAは33億香港ドル前年同期比14%増、前四半期比2%減)となりました。2018年第3四半期の5つのホテルを合わせた客室稼働率は実質100%でした。
ギャラクシー・マカオ™
2017年第3四半期 | 2018年第2四半期 | 2018年第3四半期 | |
---|---|---|---|
利益: | |||
ネットゲーミング | 7,617 | 8,869 | 8,181 |
ホテル/飲食/その他 | 857 | 820 | 888 |
ショッピングモール | 222 | 260 | 268 |
全純利益※4 | 8,696 | 9,949 | 9,337 |
調整後EBITDA | 2,710 | 3,219 | 2,957 |
EBITDAマージン% | 31% | 32% | 32% |
ゲーミングの実績※5
2017年第3四半期 | 2018年第2四半期 | 2018年第3四半期 | |
---|---|---|---|
売上高 | 164,876 | 208,506 | 189,607 |
ウィンレート | 3.6% | 3.5% | 3.4% |
勝ち金 | 5,854 | 7,304 | 6,354 |
マステーブルドロップ | 9,619 | 10,390 | 10,723 |
ウィンレート | 43.3% | 44.4% | 41.4% |
勝ち金 | 4,169 | 4,610 | 4,434 |
電子ゲーミング売上高 | 11,708 | 13,311 | 13,026 |
ウィンレート | 4.1% | 3.6% | 4.0% |
勝ち金 | 482 | 473 | 527 |
全GGR での勝ち金合計 | 10,505 | 12,387 | 11,315 |
スターワールド・マカオ
2018年第3四半期のスターワールド・マカオの純売上高は29億香港ドル(前年同期比7%増、前四半期比5%減)となりました。調整後EBITDAは9億2700万香港ドル(前年同期比16%増、前四半期比6%減)でした。調整後EBITDAマージンは香港財務報告基準で32%に増加(2017年第3四半期は29%)しました。
ゲーミング事業でのマイナス要因により、2018年第3四半期の調整後EBITDAは約500万香港ドルの減少となりました。平準化調整後EBITDAは9億3200万香港ドル(前年同期比24%増、前四半期比6%減)でした。第3四半期のホテルの客室稼働率は実質100%となりました。
スターワールド・マカオ
2017年第3四半期 | 2018年第2四半期 | 2018年第3四半期 | |
---|---|---|---|
売上高: | |||
ネットゲーミング | 2,599 | 2,938 | 2,794 |
ホテル/飲食/その他 | 113 | 109 | 110 |
ショッピングモール | 12 | 13 | 12 |
全純利益※6 | 2,724 | 3,060 | 2,916 |
調整後EBITDA | 799 | 987 | 927 |
調整後EBITDAマージン% | 29% | 32% | 32% |
ゲーミングの実績※7
2017年第3四半期 | 2018年第2四半期 | 2018年第3四半期 | |
---|---|---|---|
ローリングチップ売上高 | 66,891 | 79,703 | 73,750 |
ウィンレート | 3.4% | 3.0% | 3.0% |
勝ち金 | 2,292 | 2,407 | 2,191 |
マステーブルドロップ | 3,569 | 4,092 | 4,034 |
ウィンレート | 39.9% | 41.6% | 41.7% |
勝ち金 | 1,425 | 1,704 | 1,680 |
電子ゲーミング売上高 | 1,570 | 1,920 | 1,945 |
ウィンレート | 2.6% | 2.4% | 2.1% |
勝ち金 | 41 | 46 | 41 |
全GGR での勝ち金合計 | 3,758 | 4,157 | 3,912 |
ブロードウェイ・マカオ
ブロードウェイ・マカオは、マカオの地元中小企業の協力のもと運営し、ストリートエンターテインメントと食事を楽しめる、他に類がないユニークなファミリー向けリゾート施設であることから、VIPゲーミングを備えていません。2018年第3四半期の純売上高は1億4500万香港ドル(前年同期比38%増、前四半期比11%増)となりました。調整後EBITDAは900万香港ドルとなりました。これに対して前年同期はマイナス400万香港ドル、2018年第2四半期は200万香港ドルでした。
ゲーミング事業でのマイナス要因により、2018年第3四半期の調整後EBITDAは約400万香港ドルの減少となりました。平準化調整後EBITDAは1300万香港ドルとなりました。これに対して、前年同期はマイナス400万香港ドル、2018年第2四半期は400万香港ドルでした。第3四半期のホテルの客室稼働率は96%となりました。
ブロードウエイ・マカオ™
2017年第3四半期 | 2018年第2四半期 | 2018年第3四半期 | |
---|---|---|---|
売上高: | |||
ネットゲーミング | 47 | 63 | 65 |
ホテル/飲食/その他 | 49 | 58 | 69 |
ショッピングモール | 9 | 10 | 11 |
全純利益※8 | 105 | 131 | 145 |
調整後EBITDA | (4) | 2 | 9 |
調整後EBITDAマージン% | (4)% | 2% | 6% |
ゲーミングの実績※9
2017年第3四半期 | 2018年第2四半期 | 2018年第3四半期 | |
---|---|---|---|
マステーブルドロップ | 184 | 223 | 242 |
ウィンレート | 26.1% | 26.2% | 25.7% |
勝ち金 | 48 | 59 | 62 |
電子ゲーミング売上高 | 183 | 516 | 509 |
ウィンレート | 3.1% | 2.4% | 2.1% |
勝ち金 | 6 | 12 | 11 |
全GGR での勝ち金合計 | 54 | 71 | 73 |
シティ・クラブ
2018年第3四半期のシティ・クラブの調整後EBITDAは2800万香港ドル(前年同期比3%減、前四半期比は横ばい)とグループの業績に貢献しました。
シティ・クラブ
2017年第3四半期 | 2018年第2四半期 | 2018年第3四半期 | |
---|---|---|---|
売上高: | |||
全純売上高※10 | 29 | 28 | 28 |
調整後EBITDA | 29 | 28 | 28 |
ゲーミングの実績※11
2017年第3四半期 | 2018年第2四半期 | 2018年第3四半期 | |
---|---|---|---|
ローリングチップ | 3,274 | 1,109 | 1,134 |
ウィンレート | 2.3% | 3.0% | 35.2% |
勝ち金 | 76 | 33 | 59 |
マステーブルドロップ | 1,570 | 1,661 | 1,678 |
ウィンレート | 29.4% | 27.9% | 25.8% |
勝ち金 | 462 | 463 | 432 |
電子ゲーミング売上高 | 2,177 | 2,493 | 2,722 |
ウィンレート | 1.8% | 1.7% | 1.6% |
勝ち金 | 38 | 41 | 42 |
全GGR での勝ち金合計 | 576 | 537 | 533 |
建設資材部門
2018年第3四半期の建設資材部門の調整後EBITDAは1億9700万香港ドル(前年同期比5%増、前四半期比37%減)となりました。
開発に関する最新情報
ギャラクシー・マカオ – 「次の開発段階」へ
GEGは長期的成長に向けて独自のポジションを確立しています。家族向けや最高級の客室を含む4,500室を有するホテル、40万平方フィートのMICEスペース、16,000人収容の50万平方フィートの多目的アリーナ、飲食店、小売店、カジノなどを中心とする、ギャラクシー・マカオの第3および第4フェーズの計画を継続して進めています。将来の開発計画は改めて発表します。
横琴島
横琴島プロジェクトのコンセプトプランが進行中です。横琴島で建物の配置にゆとりを持たせたリゾート開発を進めることは、GEGの旗艦施設ギャラクシー・マカオを補完することとなります。
国際事業展開
日本の国会では今年7月20日に、IR実施法案が可決されました。GEGではこのことを非常に歓迎しています。日本は、長期的に見て大きな成長機会があり、当社のマカオおよびその他の国際的な事業展開計画を補完することになるでしょう。モナコ公国のモンテカルロSBMおよび日本のパートナーと共に、ワールドクラスのIRである当社ブランドを日本で展開できることを願っております。
2018年の主な受賞
ギャラクシー・エンターテインメント・グループ
賞 | プレゼンター |
---|---|
Asiamoney Asia’s Outstanding Companies Poll – Most Outstanding Company in Hong Kong – Consumer Discretionary Sector |
Asiamoney |
Outstanding Corporate Social Responsibility Award | Mirror Post |
ギャラクシー・マカオ™
賞 | プレゼンター |
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Asia’s Leading Casino Resort 2018 | The 25th World Travel Awards |
スターワールド・マカオ
賞 | プレゼンター |
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Selected Restaurant – Feng Wei Ju – Jade De Jardin |
Ctrip Gourmet List 2018 |
建設資材部門
賞 | プレゼンター |
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Grand Award-Excellence in Environmental Disclosure | Hong Kong ESG Reporting Awards |
17th Hong Kong OSH Award Safety Performance Award – Other Industries |
Occupational Safety and Health Council |
展望
GEGは、引き続き事業の全セグメントに積極的に取り組み、当社の持つリソースを最大限有効に活用できるようにすると同時に、慎重にコスト管理を行っていきます。当社の哲学は中長期的な視点に立って事業を運営することですが、短期的な影響も常に考慮しています。
当社は、健全なバランスシートにより、特別配当を通じた株主への還元に加えて、地元の開発パイプラインへの資金投入、国際的な事業展開の機会を探求することが可能となっています。これらの事業にはコタイ地区の第3および第4フェーズ、横琴島、日本が含まれます。
中国本土には、レジャー、観光および旅行への莫大な需要があり、GEGはこの需要から利益を得るために有利な立場にあるといえます。高速鉄道網が拡大が続いていること、また、港珠澳大橋の開通により、マカオへのアクセスは一層の改善が見込まれています。これらのインフラ計画は、中国のグレーターベイエリアの統合と共に、マカオの長期的成長を引き続き推進することでしょう。
一方で、当社は、国際貿易摩擦、金利の上昇および為替相場の変動が短期的に影響を与える可能性についても考慮しています。また、引き続き全面禁煙の導入を計画しており、来年早々には改良した喫煙室を追加していきます。
ワールドクラスのリゾートポートフォリオ、健全なバランスシート、マカオの統合リゾート開発パイプラインを持つGEGは、将来に向けて確かな地位を築いています。GEGは、世界の観光やレジャーの中心地になるというマカオ政府の構想への支援に注力していく所存です。